保険の概要 【施設所有(管理)者賠償責任保険】

介護・福祉タクシー業務の遂行に起因して、他人の身体に障害を負わせたり、他人の財物を損壊した場合、法律上の損害賠償責任を負担することにより被る損害に対して保険金がおります。

支払対象となる事故(主な例)

  • 乗客の乗降を介助し、車椅子・ストレッチャーに乗り換えさせる際に誘導を誤って乗客を転倒させ、ケガを負わせた。(対人賠償)
  • 自宅まで迎えに行った際、玄関先で誘導を誤って乗客を転倒させ、ケガを負わせた(対人賠償)
  • 乗客の車椅子を押していて、誤って店舗のガラス戸にぶつけてガラス戸を破損させた。(対物賠償)
  • 乗客の車椅子を押していて、誤って他の駐車中の自動車にぶつけて損害を与えた。(対物賠償)

支払対象とならない事故例(主な例)

  • 故意によって生じた損害賠償責任
  • 被保険者と第三者の間に損害賠償に関し特別の約定がある場合において、その約定によって加重された損害賠償責任
  • 被保険者が、所有、使用または管理する財物を滅失、破損もしくは汚損した場合、その財物につき正当な権利を有する者に対して負担する損害賠償責任
  • 生計を共にする同居の親族に対する損害賠償責任
  • 使用人が、業務に従事中に被った身体の障害に起因する損害賠償責任
  • 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変もしくは暴動。または騒擾(じょう)、労働争議に起因する損害賠償責任
  • 地震、噴火、洪水、津波などの天災に起因する損害賠償責任
  • 液体、気体(煙、蒸気、じんあい等を含みます。)もしくは固体の排出、流出もしくはいっ出に起因する損害賠償責任。
  • 自動車の所有、使用または管理に起因する損害賠償責任
    • <注意>:自動車に関する事故は、自賠責保険・任意保険の補償範囲内となります。

支払限度額

対人・対物共通5,000万円 (自己負担額の設定はなし)

保険料

無償(日本福祉タクシー協会の全額負担)