残高証明について、でも語りましたが、 申請の際には開業2ヶ月及び1年間にかかる費用を計算し資金計画書としてまとめ、その金額以上の自己資金があることを自己名義口座の残高証明書により証明することとなります。

では具体的にはどれくらいの資金を用意しなければいけないのでしょうか。

これはだいたいの目安を以下に例示いたします。

3職が1人で兼任可能、車庫と営業所は所有、車両は60回払いの最終支払総額300万円程度の場合
 = 約250万円

※3職とは:運営に必要な、 運行管理責任者・整備管理責任者・ドライバー の3役職を指します。

上記を基本として
・3職が兼任不可で人員を1名追加する場合は+25万円
・営業所や車庫に家賃がかかるなら+家賃の12ヶ月分
・車両の最終支払総額→300万円との誤差を加除

このように計算すると概算の目安となります。しかしあくまでおおまかな目安ですので、正確にはそれぞれ計算式に当てはめ計算する必要があります。

車両の購入方法が以下の場合には計算方法が変わってきますので直接ご相談ください。

  • 車両をすでに所有している
  • すでに契約し前払金を支払っている
  • ローンではなく一括購入
  • ローンではなくリース契約

また、計算した資金計画に自己資金が不足している場合でも計画の立て方によりクリアできることが多くございますので一度ご相談ください。