検索ワードを確認しますと、みなさん開業後の収入を大変お気になされているようですのでざっくりとした傾向をお話したいと思います。

私が手掛けた事業者さんたちの話を聞くと、月の売上が1台あたり40~60万円あたりが上限となるようです。

介護・福祉タクシー事業は当然、走って運賃をいただきます。1台で1日に走れる距離と時間は有限です。1走あたりの平均客単価は4,000円ほどで1日に6~8回(3~4往復)の乗車×26日稼働で40~60万円。ここに車椅子やストレッチャーの貸し出し、救援事業としての薬の受け取りや通院の同行など、その他の売上が加わります。

これ以上の売上をとなりますと、増車をし運転手を雇って述べ稼働時間を増やしていくこととなります。

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安定性のある収入

介護・福祉タクシーは完全予約制です。予約制ですので前もって運行のスケジュールをたてることができます。これにより無駄な時間が省かれ効率的な営業を行うことができます。

また 介護・福祉タクシーの利用者の主な目的は通院です。そのため、1人のお客さんに対して行きと帰り2回の乗車が発生するメリットがあります。

また、車椅子で車両へ乗降という特性上、運転手が乗降をサポートすることが多くなり、必然的にお客様は”あの人に頼みたい”という動機から予約を入れるので、一度ついたお客様は他の事業者に流れにくいという傾向があります。

介護・福祉タクシーにはこのような特性があるため事業が安定する傾向にあります。